マルチAIプラットフォーム「Poe」とは?機能・料金・使い方・対応モデル比較
Poeは、Quora社が提供するマルチAIプラットフォームです。ChatGPT(GPT-4o)、Claude、Gemini、Llama、Mistralなど複数のAIモデルを1つのインターフェースで利用できます。
本記事では、Poeの機能・料金・対応モデルを解説し、他のAIサービスとの使い分けを紹介します。
Poeとは
Poeは、Q&AサイトQuoraを運営するQuora社が2023年に公開したAIチャットプラットフォームです。単一のアプリ・Webサイトから複数のLLM(大規模言語モデル)にアクセスできる「AIのハブ」として位置付けられています。
Poeの特徴
- 複数モデルの一元利用:GPT-4o、Claude Sonnet 4、Gemini、Llamaなどを切り替えて使用
- カスタムボット作成:プロンプトを設定したオリジナルボットを公開可能
- クロスプラットフォーム:Web、iOS、Android、macOSアプリ対応
- 日本語対応:UIは英語だが、日本語での会話は問題なく可能
対応AIモデル一覧【2025年11月版】
| モデル | 提供元 | 特徴 | 無料利用 |
|---|---|---|---|
| GPT-4o | OpenAI | 汎用性、画像認識 | 制限付き |
| GPT-4o-mini | OpenAI | 高速・低コスト版 | ○ |
| Claude Sonnet 4 | Anthropic | 長文処理、コード生成 | 制限付き |
| Claude Haiku 3.5 | Anthropic | 高速・軽量版 | ○ |
| Gemini 1.5 Pro | 長いコンテキスト | 制限付き | |
| Llama 3.1 405B | Meta | オープンソース最大級 | 制限付き |
| Mistral Large | Mistral AI | 欧州発、多言語対応 | 制限付き |
| DALL-E 3 | OpenAI | 画像生成 | 制限付き |
| Stable Diffusion XL | Stability AI | 画像生成 | 制限付き |
この他にも、Poe上には数百種類のカスタムボットが公開されており、特定の用途に特化したAIを探すことができます。
料金プラン
| プラン | 月額料金 | 主な機能 |
|---|---|---|
| Free | 無料 | GPT-4o-mini、Claude Haiku無制限。上位モデルは1日数回 |
| Poe Subscriber | $19.99/月(年払い$16.67) | GPT-4o、Claude Sonnet 4など上位モデルの利用枠拡大 |
ポイント計算:Poeは「ポイント制」を採用しており、モデルごとに消費ポイントが異なります。GPT-4oやClaude Sonnet 4は消費ポイントが高く、無料プランでは1日数回程度の利用となります。
Poeのメリット・デメリット
メリット
- 複数AI比較が容易:同じ質問を異なるモデルに投げて回答を比較できる
- コスト効率:ChatGPT Plus($20)+Claude Pro($20)を別々に契約するより安価
- カスタムボット:自分専用のプロンプト設定ボットを作成・共有可能
- 統一インターフェース:学習コストが低く、モデル切り替えがスムーズ
デメリット
- 最新機能の遅れ:各社の新機能(GPTsやClaudeのArtifactsなど)が使えないことがある
- 利用制限:ポイント制のため、大量利用には向かない
- 日本語UI未対応:インターフェースは英語のみ
ChatGPT・Claude単体契約との比較
| 項目 | Poe Subscriber | ChatGPT Plus | Claude Pro |
|---|---|---|---|
| 月額 | $19.99 | $20 | $20 |
| 利用可能モデル | 複数社(制限付き) | GPT-4o、o1、DALL-E | Claude 4全モデル |
| 専用機能 | カスタムボット | GPTs、Canvas、Voice | Artifacts、Projects |
| 無制限利用 | 軽量モデルのみ | GPT-4o(実質無制限) | Claude Sonnet 4 |
Poeが向いている人
- 複数のAIモデルを比較して最適なものを見つけたい人
- 特定のモデルをヘビーに使うわけではない人
- カスタムボットを作成・共有したい人
単体契約が向いている人
- GPT-4oやClaude Sonnet 4を1日に何度も使う人
- GPTsやArtifactsなど最新機能を活用したい人
- 企業利用でセキュリティ要件がある場合
Poeの使い方
1. アカウント作成
Poe公式サイトにアクセスし、Googleアカウントまたはメールアドレスで登録します。
2. モデルを選択して会話
左側のサイドバーからAIモデルを選択し、チャットを開始します。同じ会話内でモデルを切り替えることも可能です。
3. カスタムボットの作成
「Create a bot」からシステムプロンプトを設定し、用途特化のボットを作成できます。作成したボットは自分専用にするか、公開して共有することができます。
まとめ:Poeは「AIを試す」に最適
Poeは、複数のAIモデルを1つのプラットフォームで試せる便利なサービスです。特に以下のような場合におすすめです。
- どのAIが自分に合うか比較検討したい
- 複数のAIをライトに使いたい(1日数回程度)
- $20以下で複数モデルにアクセスしたい
一方、特定のモデルをヘビーに使う場合や、最新機能をフル活用したい場合は、ChatGPT PlusやClaude Proの単体契約が適しています。用途に応じて使い分けてください。
出典・参考資料
最終更新:2025年11月26日