AI開発ツール比較:ノーコード/ローコード vs プログラミング
AI開発には、従来のプログラミングが必要な方法と、ノーコード/ローコードで実現する方法があります。本記事では、両者の違いと主要ツールを比較します。
AI開発アプローチの比較
| アプローチ | 必要スキル | 自由度 | コスト | 適した用途 |
|---|---|---|---|---|
| ノーコード | 不要 | 低 | 低〜中 | 定型的なAI活用 |
| ローコード | 基礎的なIT知識 | 中 | 中 | カスタマイズが必要な場合 |
| プログラミング | Python等 | 高 | 高(人件費) | 高度なカスタマイズ |
ノーコードAI開発ツール
| サービス | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| Lobe (Microsoft) | 画像分類を簡単に | 画像認識 |
| Teachable Machine | Googleの無料ツール | 画像・音声・ポーズ認識 |
| Obviously AI | 予測分析 | 売上予測、顧客分析 |
| Akkio | ビジネス予測 | マーケティング分析 |
ローコードAI開発ツール
| サービス | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| Google Cloud AutoML | GCP上でカスタムモデル作成 | 画像、自然言語、表データ |
| Azure Machine Learning | デザイナーでビジュアル開発 | 汎用ML |
| Amazon SageMaker | AWSの機械学習サービス | 汎用ML |
プログラミング型開発
主要フレームワーク
- TensorFlow:Googleが開発、大規模向け
- PyTorch:Meta開発、研究向け人気
- scikit-learn:従来型ML、入門向け
- Hugging Face:事前学習モデル活用
API活用
- OpenAI API:GPT-4等の活用
- Anthropic API:Claude活用
- Google AI API:Gemini活用
選び方のポイント
ノーコードがおすすめの場合
- プログラミング経験がない
- 定型的なAI活用(画像分類、予測など)
- 素早くプロトタイプを作りたい
- 小規模なプロジェクト
ローコードがおすすめの場合
- ある程度のカスタマイズが必要
- 既存のクラウドサービスを使っている
- 本番運用を見据えた開発
プログラミングがおすすめの場合
- 高度なカスタマイズが必要
- 独自のアルゴリズムを実装したい
- 大規模なデータを扱う
- エンジニアリソースがある
最近のトレンド:既存のLLM(GPT-4、Claude等)をAPI経由で活用する方法が主流になっています。ゼロからAIを開発するより、既存モデルをカスタマイズする方が効率的な場合が多いです。
まとめ
AI開発のアプローチは、目的とリソースに応じて選びましょう。
- ノーコード:非エンジニア、プロトタイプ、定型的なAI
- ローコード:ある程度のカスタマイズ、クラウド活用
- プログラミング:高度なカスタマイズ、大規模プロジェクト
多くの場合、既存のAIサービス(ChatGPT、Claude等)を活用するか、API連携することで十分な成果が得られます。
最終更新:2025年11月26日