【API連携】対話型AI API比較:開発者向け料金・機能・ドキュメント
対話型AI APIは、アプリケーションやサービスにAI機能を組み込むための開発者向けサービスです。OpenAI、Anthropic、Google、Mistralなど各社がAPIを提供しており、料金体系や機能に違いがあります。
本記事では、主要な対話型AI APIを比較し、開発者向けに選び方のポイントを解説します。
主要AI API比較表
| プロバイダ | 主要モデル | 入力料金(1Mトークン) | 出力料金(1Mトークン) |
|---|---|---|---|
| OpenAI | GPT-4o | $2.50 | $10.00 |
| OpenAI | GPT-4o-mini | $0.15 | $0.60 |
| Anthropic | Claude Sonnet 4.5 | $3.00 | $15.00 |
| Anthropic | Claude Haiku 3.5 | $1.00 | $5.00 |
| Gemini 1.5 Pro | $1.25 | $5.00 | |
| Gemini 1.5 Flash | $0.075 | $0.30 | |
| Mistral | Mistral Large | $2.00 | $6.00 |
※2025年11月時点の参考価格。最新料金は各社の公式サイトで確認してください。
各APIの特徴
OpenAI API
OpenAI APIは、GPT-4o、o1、DALL-E 3、Whisperなどを提供する最大手のAI APIです。
特徴:
- 最も広く採用されている実績
- 豊富なSDK(Python、Node.js、.NET等)
- Function calling、JSON mode、Vision対応
- o1モデルで高度な推論タスクに対応
レート制限(Tier 1):
- GPT-4o:30,000 TPM(1分あたりトークン)
- 利用額に応じてTierが上がり制限緩和
Anthropic API
Anthropic APIは、Claude 4シリーズを提供。長文処理とコード生成に強みがあります。
特徴:
- 200Kトークンの長いコンテキストウィンドウ
- コーディングタスクで高い評価
- 安全性を重視した設計
- Tool use(Function calling相当)対応
レート制限:
- Claude Sonnet 4.5:40,000 TPM
Google AI(Gemini API)
Google AI StudioからGemini APIにアクセスできます。無料枠が充実しています。
特徴:
- Gemini 1.5 Proは100万トークンのコンテキスト
- 無料枠が充実(1分あたり15リクエスト)
- マルチモーダル(テキスト、画像、音声、動画)
- Google Searchとの統合
Mistral API
Mistral AIは欧州発のAI企業で、オープンソースモデルとAPIの両方を提供しています。
特徴:
- コストパフォーマンスが高い
- Mistral Largeは多言語対応に強い
- EU圏でのデータ処理オプション
機能比較
| 機能 | OpenAI | Anthropic | Mistral | |
|---|---|---|---|---|
| Function calling | ○ | ○(Tool use) | ○ | ○ |
| Vision(画像入力) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| JSON mode | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ストリーミング | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ファインチューニング | ○ | × | ○ | ○ |
| バッチAPI | ○ | ○ | × | × |
SDK・ドキュメント比較
| 項目 | OpenAI | Anthropic | Mistral | |
|---|---|---|---|---|
| Python SDK | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Node.js SDK | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ドキュメント品質 | ◎ | ○ | ○ | ○ |
| 日本語ドキュメント | △ | × | ○ | × |
| Playground | ○ | ○ | ○ | ○ |
用途別おすすめ
| 用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 汎用チャットボット | OpenAI / Anthropic | 実績、安定性 |
| コード生成 | Anthropic Claude | コーディング性能 |
| 長文処理 | Google Gemini / Anthropic | 長いコンテキスト |
| コスト重視 | Google Gemini Flash / GPT-4o-mini | 低価格 |
| 推論タスク | OpenAI o1 | 推論特化 |
| EU準拠 | Mistral | 欧州データセンター |
コスト最適化のポイント
APIコスト削減のテクニック:
- モデル使い分け:簡単なタスクはmini/Flashモデルを使用
- プロンプト最適化:不要なトークンを削減
- キャッシュ活用:同じリクエストをキャッシュ
- バッチAPI:非同期処理でコスト50%削減(OpenAI)
まとめ
対話型AI APIは、用途とコストのバランスで選択してください。
- 汎用性・実績重視:OpenAI API
- コード生成・長文:Anthropic Claude
- コスト重視:Google Gemini Flash、GPT-4o-mini
- EU準拠:Mistral
多くのプロジェクトでは、タスクの複雑さに応じて複数のモデルを使い分けるのが効率的です。まずは無料枠や低価格モデルで試し、必要に応じて上位モデルを検討してください。
最終更新:2025年11月26日